株式会社ネットオン 木嶋社長

【オモシゴ!】
様々な視点や発想でイキイキと仕事に取り組む”オモロイ”企業や人をご紹介します。

WEBマーケティングにより採用に悩む企業をサポート

株式会社ネットオンは2004年10月に設立された。「Webを活用してお客様を幸せにする」「社員が人生を楽しんで社会に貢献できる場をつくる」ことを企業理念に掲げるインターネット広告会社だ。

ここ5年では採用WEBマーケティングという領域に力を入れ取り組んでいる。採用WEBマーケティングとはインターネット広告業界の中で、採用求職者を集めることに特化したサービス。自社求人サイトでの人材募集を提案している。

ネットオンホームページ

コスト面でメリットがあるのはもちろん、求人のミスマッチが起こりにくいなど質の面でも効果がある。「集客力が低い」という大きなデメリットに対しては、これまでの経験や実績で培ったインターネット広告のノウハウを活用する。

採用特化型リスティング広告の運用やIndeed(インディード)とGoogle、Yahoo!のネット広告を組み合わせることで、中小企業でも大手企業と対等に求職者に訴求することができる。

WEBコンサルティングの取り組みの他に、自社サイトを持っていない企業でもカンタンに求人サイトを作れるクラウドサービス「採用係長」を展開している。採用係長で制作したサイトはindeed検索の仕様に対応している。

現在はこの二つを主力事業に、WEBを活用して採用・求人に関わる企業の課題を解決している。

『採用係長』は完成した求人ページを、自社サイトのように公開したり、facebookやTwitter、LINEで自由にシェアすることができる。

WEBの力を活用して良い出会いをたくさんつくる

ある派遣会社との仕事から採用WEBマーケティングの取り組みが始まった。当時は大手企業が運営する派遣スタッフを集めるためのポータルサイトはあったが、掲載にかかる費用などコストが高かった。そのため自社サイトを使って応募者を集められないかという話になり、自社の求人サイトを作って募集をかけたところ、スタッフ登録者が増えた。

飲食チェーン店の事例では、百数十万円をかけ求人サイトで募集したが集まらない。そこで採用係長を使い、社内の写真・動画、店長インタビューなどを掲載したところ応募者が増えた。店長も喜び、就職した人もやりがいを感じているという声を聞いた。

これらの事例から採用サービスに可能性があると感じた。

木嶋社長「我々は採用(業界の)出身ではないのですが、リクルーティング業界は(募集時に広告)媒体に出向をするという決まりきった形でした」

自社サイトを使えば表現方法の選択肢が広がる。SNSなどでも呼び込むことができ、Indeedからのアクセスもある。もっと力を入れて取り組むことでいい出会いが作れると感じ、本格的に採用WEBマーケティング領域に参入すると決めた。

ネットオン 木嶋社長

採用というのは奥が深い。採用・求人に関する知識はまだまだ浅く、もっと勉強しなければいけないという思いが強い。

木嶋社長「僕でこそいろんな媒体を使って検証しているが、他の社員は他社の媒体のことなど知らないことがいっぱいあるでしょう。法律のことや採用のために伝えないといけないことなど、学ぶことはたくさんあります」

人はなぜ働くか、働かないといけないかなど、本質的なところまで採用ということを深く掘り下げてサービス開発に取り組んでいる。

物心両面の幸せを実現することが会社の責任

ネットオンは正社員9名とアルバイトや派遣スタッフが4名、合わせて13名の組織(※2018年2月現在)。木嶋社長が組織づくりで意識していることは、自分たちが大事にしている会社の理念や社風を保ったまま、組織を大きくするということ。

東京に事務所ができるまでは毎日朝礼をしていた。東京に事務所ができてからは木嶋社長が東京-大阪を行き来することが増えたため、さすがに毎日朝礼を行うことが難しくなったが、いまも毎週一度は必ず朝礼をしている。朝礼では会社の方向性や取り組んでいることをメンバー間で共有する。

社員を採用する際は、必要とする人材がどのような人物か、ペルソナ設計をしたうえで、質問内容をすべて考えてから面接に臨む。

木嶋社長「やはりミスマッチの採用があるとお互い不幸になります。うちの考えを面接でしっかり伝えて、賛同してくれる人に内定承諾をもらっています」

従業員の『物心両面の幸せの実現』が経営理念のひとつ。対価など物質的な側面とやりがいなど精神的な側面の成長、そのどちらも必要。従業員の物心両面の幸せを実現することが会社の責任だと語る。

ネットオンFacebookページのカバー写真

これからの組織・チーム作りにも取り組みたいことがある。

木嶋社長「人はみな自立できる、人はみな大人なんだという前提を持とうと思っています。あまり細かく管理をするということはしないでおこうと思っています」

従業員一人ひとりを信頼して仕事を任せていく。先日東京オフィスを移転した。東京オフィスの常駐スタッフは1名。入社1年目の社員にその仕事を任した。東京常駐を任された社員はいずれ起業したいと話す自立心の高い人物。

もちろん放っておくわけではない。会社の考え方とずれそうなときには修正が必要だが、あまり細かく管理をせず社員を信じ任せていく。

そのような組織運営で大切になるのが会社の理念だ。

木嶋社長「会社の、古臭い言葉で言うと、理念ですね。理念とか考え方とか社風が前提として合ったうえでないと難しい。それが前提で働き方を考えていかないとダメだと思います」

自社採用サイトを活用してうまく採用する方法が実践できてきた。ネットオンのサービスを適切な方法で適切な価格で広げていくことが、これからは自分の役目だと木嶋社長は言う。

会社として収益をあげながらサービスを広げていけるかがこれからの課題。リソースには限りがあるが、ネットオンはチーム一丸となりチャレンジを続ける。

株式会社ネットオン

株式会社ネットオン

代表取締役 木嶋 諭
設立 2004年10月1日

■経営理念

Webを活用して、お客様を幸せにします。
社員が人生を楽しんで、社会に貢献できる場をつくります。
———-
一、私たちは事業を通じて、物心両面の幸せを実現します。
一、そのために私たちは、お客様から必要とされるプロフェッショナルとなります。
一、ご契約を頂いたお客様により良い結果を提供するため、私たちは妥協しません。
一、私たちが得た物心両面の幸せを、周りの人と共有します。
一、そして、次の世代により良い日本を残すため、社会貢献をおこないます。

(文:ムラナカトクシ
(掲載日:2018年2月27日)