気づきがたくさん♪ 大人におすすめな絵本をご紹介②

連載を狙って記事を担当することになった第2回目です。
絵本朗読アーティスト兼ライター水上雄二です。絵本を大人の方へ届けることを通じて気づきを与えることをひとつのテーマとして活動しています。

大人が絵本を読むことの良さは、映画や小説に比べるとショートストーリーで気軽さがある上、絵本には沢山の学びや気づきが溢れているからです。学びや気づきは悩みや不安を軽減して、仕事や生活の質をより高めてくれます。癒し・感動する絵本などもあり、心が元気になれることだって絵本の魅力なのです。

絵本からは沢山のギフトが貰えるのです。

今回の記事はテーマに沿った絵本を3冊ご紹介する内容となっています。
第二回目のテーマは【自分の価値観を大切にするための3冊】となっています。

【オシゴト論!:水上雄二】『暮らし』を優先した働き方

さて、自分の価値観を大切にするためには何が必要なのでしょうか?自分の気持ちと向き合う、本当に大切なものを知る、こだわりを持つ、問いと答え両方に目を向けるなどなど色々と必要なことがあるように思います。僕自身、絵本朗読アーティスト兼ライターの活動をしていく上で自分の価値観を整理しながら取り組むことが必要だと感じる場面に多々出くわします。

今回、選書をする上で、僕が毎日書いているブログ「気づきがある絵本の紹介」を見返しました。このブログは、自分自身が絵本を読んで、その感想を含めた、気づきを執筆・掲載しています。3年やりきる事を目標に始めて、もう2年半以上が経ちました。今までに読んだ絵本は900冊以上になります。その中から今回のテーマに合う絵本3冊選書いたします。

では、ご紹介いたします。

今の自分からはじめてみよう

「最初の質問」
詩 長田弘 絵 いせひでこ

最初の質問
絵本ナビ 子どもに絵本を選ぶなら

まず1冊目は「最初の質問」です。
言葉をないがしろにする現代社会。時代の中でいつまでも変わらないことはコミュニケーションをとれる言葉を大切にすることなのです。

この絵本にはさまざまな質問が用意されています。質問の一つひとつに答えていくことで、自分が今どんな気持ちや考え方をもっているのかを分かりやすくしてくれます。

例えば、今日空を見上げましたか? 今日「ありがとう」と言いましたか? 問いと答えと、いまあなたにとって必要なのはどっちですか?など自分の価値観とやさしく向き合えます。

地元堺で2人のお茶会をしている時に、小学生向けの絵本の読み聞かせをするのでポイントを聞かせてほしいと言われた時、参考にと思いこの絵本を朗読しました。すると、目の前のその女性が感動してポロポロと涙が頬を伝い泣いてくれたことがあります。

普段、子供の世話をするお母さんという立場上、なかなか自身の話を聞いてもらうことが少なく、自分のことに対して耳を傾けてくれるように感じるスタイルにきっと癒されたのだろうなと思います。

自分の価値観を大切にするということは、忙しい現代人にとって、自分と向き合い、心のストレスケアをすることに繋がるのだと感じました。

目標へ向かい走ることも必要ですが、自分の気持ちと向き合い、長い人生だからこそ心の健康を守るような時間もきっと必要なのだと思います。

心と向き合う時間をとりたい時におすすめの絵本です。

本当にやりたいことを追い求める

「マザー・テレサ 愛と祈りをこめて」
著者 中井俊巳/おむらまりこ 挿絵 おむらまりこ

マザー・テレサ 愛と祈りをこめて
絵本ナビ 子どもに絵本を選ぶなら

さて、2冊目は「マザー・テレサ 愛と祈りをこめて」です。
自分の命をかけてしたいことはなんですか?そんな問いを持ちながら活動することが、自分が大切にしたいキーワードを考えるきっかけになり未来の扉を切り拓くのです。

この絵本はマザー・テレサの一生を描く中で、実際の活動の中で産まれた名言の数々を追いかけ、少しずつ活動が前に進む中で、本当に大切なことを人の一生を通じて知ることが出来る物語です。

幸せに生きるための道しるべの一つとして、テレサという名の修道女を描いたこの物語りに心励まされることがあります。

「あなたはあなたであればいい」「私たちは大きなことはできません。小さなことを大きな愛をもって行うことです」など

テレサは活動を通じて、感じ得た感覚を言葉に変えて伝えました。必要なものは多くはない。家族を大切にすることが平和に繋がる大きな力になることもテレサは訴えかけました。

僕自身、メンタルダウンして、仕事が出来ない状況だった時、なんだか社会からのけ者にされたような気持ちになってとても辛く感じていました。けれど、ボランティアを通じて、作業所などを通じて、少しずつ社会と繋がり、今は絵本朗読アーティスト兼ライターとして活動が出来ています。

まだまだ小さな一歩の積み重ねに過ぎず、自信を得る為に一つひとつ実績を作る段階ですが、人との出会いによって階段を登れている気がします。活動の中で感じ得た感覚も言葉に変えて伝えていければなと思っています。

それが今の僕にとって、命を与えられている間に取り組みたいことです。

命を与えられている間に、大切にしたいことや本当にしたいことはなんなのかを知りたいという問いを持っている人におすすめの絵本です。

等身大の自分で生きる

「とんでもない」
詩 長田弘 絵 いせひでこ

とんでもない
絵本ナビ 子どもに絵本を選ぶなら

最後に3冊目は「とんでもない」をご紹介します。
相手のほうがすごく見えるけれど、本当は相手だって自分のことがよく見えているのです。きっと、今の自分に与えられた能力を活かしていくことが大切なのだろう。

この絵本は、他人の宝石を磨いてないで自分の宝石を磨きなさい!と言いたくなるような、自分より他者のほうがすごく見えるという劣等感の部分を、登場する動物たちで面白おかしく伝える物語りです。

僕自身、昔は何の能力もなく、この先やっていけるのかなと不安ばかりを感じていた時がありました。けれど、たくさんの人と関わり自分なりの役割をこなす中、ときには自分と向き合い自分のやりたいことを形にしていくことで、絵本朗読アーティストやライターとしての活動へ発展してきています。

この記事を書くことで、今まで遠回りのように感じていた人生の歩みを自ら肯定しているような想いになります。今やりたいと思うことへ、等身大の自分で向かい進んで行くことが大切だと感じます。

自分のことを整理して、自分の得意なことを活かす。そうすることで自分にしか出来ない仕事が出来るようになるのではないでしょうか。

自分と向き合い、得意なことを見つけるきっかけが欲しい方に、おすすめの絵本です。

まとめ

以上3冊の絵本を紹介しました。

この3冊の絵本を選書した理由は、自分の価値観を知る・大切にすることがより良い人間関係を築くことになるのだと伝えたかったからです。大人になると自分と向き合う作業は少なくなり、生活や仕事の上で子供のことやお客さんのことを優先して考えがちになります。けれど、まず初めに大切なのは自分がどう感じるのか?なのだと思います。

自分の価値観を大切にした人生を送ることで、暮らしや仕事を面白く楽しく過ごせる人がこの記事の読者の中から現れると嬉しく思います。

いかがだったでしょうか?
皆さんにとって、何かお役に立つ記事になっていればいいなと思います。
そして、良ければ、この3冊の中から1冊を選んで手に取って絵本の紙媒体の形で読んでもらえればなお幸いです。

またお会いしましょう

著者プロフィール


水上雄二(みずかみ ゆうじ)

絵本朗読アーティスト兼ライター。
絵本・言葉・写真に興味深し 地元堺市での活動も楽しんでます♪

(掲載日:2018年2月15日)