気づきがたくさん♪ 大人におすすめな絵本をご紹介①

新年から連載を狙って記事を担当することになりました。
絵本朗読アーティスト兼ライター水上雄二です。絵本を大人の方へ届けることを通じて気づきを与えることをひとつのテーマとして活動しています。

大人が絵本を読むことの良さは、映画や小説に比べるとショートストーリーで気軽さがある上、絵本には沢山の学びや気づきが溢れているからです。学びや気づきは悩みや不安を軽減して、仕事や生活の質をより高めてくれます。癒し・感動する絵本などもあり、心が元気になれることだって絵本の魅力なのです。

絵本からは沢山のギフトが貰えるのです。

今回の記事はテーマに沿った絵本を3冊ご紹介する内容となっています。
記念すべき第一回目のテーマは【はじめの一歩を踏みだすための3冊】となっています。

【オシゴト論!:水上雄二】『暮らし』を優先した働き方

さて、はじめの一歩を踏みだす為には何が必要なのでしょうか?
勇気、挑戦する姿勢、熱中できる事を探す、失敗を恐れないなどなど色々と必要なことがあるように思います。
ある種、この記事も今までとは違う仕組みの形で書くことになるので、僕にとっては大きなはじめの一歩になりそうです

選書をする上で、僕が毎日書いているブログ「気づきがある絵本の紹介」を見返しました。このブログは、自分自身が絵本を読んで、その感想を含めた、気づきを執筆・掲載しています。3年やりきる事を目標に始めて、もう2年半以上が経ちました。今までに読んだ絵本は900冊以上になります。その中から今回のテーマに合う絵本3冊選書いたします。

では、ご紹介します。

挑戦心を楽しんで

「ぼちぼちいこか」
作 マイク・セイラー 絵 ヤバート・グロスマン 訳 今江 祥智

ぼちぼちいこか
絵本ナビ 子どもに絵本を選ぶならまず1冊目は「ぼちぼちいこか」をご紹介します。
失敗を恐れず前に進んで行くためには、楽観的な事と挑戦心を行動に移せることが大切なのです。

この絵本は、能天気なカバさんが次から次へと、色んな事に挑戦します。
消防士になったら梯子から落ちる。船乗りになったら船が沈む。パイロットになったらプロペラが壊れて飛んでいく。あれよあれよとどんどん挑戦してどんどん失敗する。

まるで怒られることを恐れていないようなご様子に肩の力が抜けていきます。
終いには、挑戦してこの先どうしていけばいいのやろうと、自問自答して考えます。
そして、まあ一息ついて考えよかとハンモックでゆらゆらと揺れて眠ります。

この絵本を朗読会で朗読すると、お客さんからの声で「ハンモックに揺られることには失敗しないねんな」と言われたことがあります。

確かにそうだなとその時感じました。

カバさんは物語りの最後に挑戦に成功したという考え方も出来るのではないでしょうか。
お気楽な姿勢に肩の力が抜けて、自分自身失敗をよくしてしまうおっちょこちょいな性格があるので、この絵本を読むと失敗しながらでも、何でも挑戦していこうと思えます。

挑戦を繰り返した結果、きっと何かが身について、自分にしかできない価値を産みだせるようになっている。そんな気持ちでぼちぼちいこかと思える絵本です。

色んな世界へ足を運ぼう

「たくさんのドア」
作 アリスン・マギー 絵 ラクレ・ユ 訳 なかがわ ちひろ

たくさんのドア
絵本ナビ 子どもに絵本を選ぶならさて、2冊目は「たくさんのドア」をご紹介します。

はじめから知っている世界は狭い。色んな世界観へ出会うため、自ら行動して勇敢に前へと歩んで沢山の出会いを通じて体験していきましょう。

主人公が沢山のドアを開いて色んな事へと足を運んでいく様子が描かれた、詩としても心地良い大人びた心に響く1冊です。

いつも、同じ電車に乗って、同じ会社へ行って、その繰り返しで憂鬱な気持ちになっている人もいるでしょう。僕自身、メンタルダウンしていた時、年間で10人ほどの人としか会わず、新しい世界を見ようとしなかった時はとても苦しかったです。

しかし、旧友に外に連れ出してもらうことや、SNSを通じて知らない人とカフェへ行くことで少しずつ違う世界を知って、世の中にでていく、社会と繋がる良さを感じました。今は、色んな世界を知っているので、苦しみより、これから何が起こるのか楽しみにする時間のほうが多いように感じます。

社会に出ることでの苦しみもあるでしょうが、それでも外の世界と繋がる良さはきっとある。

もし今、目の前が真っ暗で苦しい人が居れば、自分にとっての心地良いなんらかの形で外と繋がる時間を持ってもらう、はじめの一歩を踏みだせる勇気を貰える絵本です。

誰かの為を想えばこそ

「ええことするのは、ええもんや!」
作 くすのき しげのり 絵 福田 岩緒

ええことするのは、ええもんや!
絵本ナビ 子どもに絵本を選ぶなら最後に3冊目は「ええことするのは、ええもんや!」をご紹介します。

誰かを想って、誰かのために、自分がしたいことを取りくむことは、自己満足度も高めてくれてきっと心が喜ぶものなのです。

この絵本は車いすのおっちゃんが電動の電池が切れていて困っているところ、それに気づいた主人公の男の子が家まで車いすを押してあげる行動を選び、無事おっちゃんを自宅までたどり着かせる物語り。物語りの設定は夏の暑い日です。だから体を動かすにはきっと辛いだろうけれど、周りから褒められながら、目的を達成する過程を通じて成長していくように感じます。

ええことするのは、ええもんや!

自分だって気持ちよくなれる。他者利の精神が少しあるのはきっと自分のことを幸せへと導いてくれるんだと思う。

おっちゃんは、ええことされるのは、ええもんや!と叫びます。人と人が交わることで互いに元気になれる。

僕自身が絵本の朗読の活動をしていると、お客さんの熱心な視線や言動から元気を貰えることがあります。昔の自分なら怖さや恥ずかしさから、人の顔色を窺って人前で話すことは考えれなかったです。でも、今は人と関わることを楽しんでいる自分が居ます。

いくつになっても人に悩むことはありますが、それでも人とふれあうのは元気の源になると感じています。

まとめ

以上3冊の絵本を紹介しました。

この3冊の絵本を選書した理由は、大人の人は最初から完璧を求めすぎて動けないという方もいるので、ワクワクと童心を取り戻すような楽しみな気持ちでぜひ一歩を踏みだしてほしいからです。行動した結果、今より素敵な視界が広がっていかれればいいなと思います。

いかがだったでしょうか?
皆さんにとって、何かお役に立つ記事になっていればいいなと思います。
そして、良ければ、この3冊の中から1冊を選んで手に取って絵本の紙媒体の形で読んでもらえればなお幸いです。

次回は【自分の価値観を大切にするための絵本の紹介】をします。

またお会いしましょう。

著者プロフィール


水上雄二(みずかみ ゆうじ)

絵本朗読アーティスト兼ライター。
絵本・言葉・写真に興味深し 地元堺市での活動も楽しんでます♪

(掲載日:2018年1月26日)