地元を知り抜き、地域に根付いたサービスを提供する “毎日綜合広告の荻田社長” にお話を伺いました。

【オモシゴ!】様々な視点や発想でイキイキと仕事に取り組んでいる”オモロイ”企業や人をご紹介します。

安売りではなく、良いサービスを売る

毎日綜合広告は大阪堺市を中心に南大阪エリアで事業を展開する広告代理店だ。

新聞の販売店として会社はスタートした。
その後、新聞・チラシの配送、チラシの制作、エリアに根ざした商圏調査へと業務を拡大していき、地域密着型のメディア・チラシを中心に、ニーズにマッチした販売促進をサポートしている。

荻田さん:新聞の購読者が減少している今、新たな価値を提供していく必要がある。

バブル崩壊後に折り込みチラシの価格は崩壊したという。単にチラシを作り、運んでいるだけでは、ビジネスが成り立たなくなる。

現在は、商圏調査・デザイン・印刷・チラシの配送・折込と社内でトータルに提案できる体制を構築。ワンストップで販促サービスを提供する会社は南大阪エリアでは貴重な存在だ。

荻田さん:安さではなく、お客様にとって”少し良い”提案を行うことが重要です。

「安かろう、悪かろう」ではなく、「高かろう、良かろう」を目指す。
お客様にとって、価値を提供できるものが何かを常に考えサービスを提供していく。

制作実績(抜粋)

これまで地元堺で培った地域に根付いた情報源と販売促進・コミュニケーションのノウハウ、新聞の配送網など、社内のリソースを活用して、お客様にとって価値あるサービスの提供を続けている。

社長として取り組んだのは、まず”会社組織”としての仕組みを作ること

代表の荻田さんは大学を卒業した後、損害保険会社に就職。
地元の堺市で仕事をしたいという想いもあり、毎日綜合広告に入社した。

荻田さん:私は雇われ社長(笑)。先輩たちが会社を去り、残っていた40代の私に「社長をやらないか」と声が掛かったのです。

50代の先輩社員を追い抜き、荻田さんが社長となった。先輩社員の風当たりも強かったが、会社を変えることをモチベーションに社長を引き受ける決意をする。

自身の会社も地元に密着した中小企業。これまでは業績・結果が全ての文化であり、就業形態や制度など会社として整備されているものは正直少なかった。

荻田さん:”会社”にしたかった。

当時の広告業界では、当たり前のようになっていた深夜業務や休日出勤。社長になってから、勤務形態の見直しに着手。現在は、当番制で回ってくる3ヶ月に1回の土曜日出勤以外は土日祝を休日に、平日は19時までには帰ることを徹底している。

本社ビル

しかしながら、経営資源に限りのある中小企業。
社員の労働環境を見直しながらも、生産性に重点を置いた働き方、労働環境の導入に取組んでいる。

豊かな地域・地元となることで、このエリアで働きたい人が増えて欲しい

労働環境の改善は進んでいるが、それでも人の採用には悩みが尽きないという。

荻田さん:最近27歳~35歳の若手3名が会社を辞めました。業界の将来性に対して不安があり、新しいことにチャレンジしたい、というのが理由でした。

働くことに関する環境や待遇面を少しづつ改善してきた。しかしながら、中小企業という立場では限界もある。現在、毎日綜合広告のメンバーそれぞれが働く意味や価値をどのように見出していくかが課題だという。

荻田さん:毎日綜合広告は地元地域に根付き価値を提供する企業。地元で働きたいという人にとって魅力的な企業でありたいと思っています。

毎日綜合広告では、会社周辺のエリアに向け写真スタジオを解放しての撮影会やパソコン講座などを行い、地元地域との関わりを増やしている。

社内の写真スタジオ

その目的にあるのは、地域への価値の還元はもちろん、地域社会が豊かになることで暮らす魅力が高まり、地元や南大阪エリアで暮らしたい働きたいと考える人が増えて欲しいという想いがある。

地元地域に密着して価値を提供する毎日綜合広告。

代表の荻田さんは、地域社会が豊かになりこのエリアで毎日綜合広告が魅力的な企業に成長していくことでより良い人材をひきつけ、メンバーにとって働きがいのある企業になると信じている。

 

■株式会社毎日綜合広告のご案内

株式会社毎日綜合広告

大阪府堺市堺区陵西通3-24(毎綜ビル)
代表取締役社長 荻田憲一
設立 1972年6月

(事業内容)
■ ポスター・パンフレット・DM・チラシ・SPツールの企画・制作・印刷
■ 印刷物の制作と管理
■ CI計画の立案と実施
■ マーケティングプランと実施
■ 新聞オリコミ広告の配送業務
■ 宅配業務

(文:ムラナカトクシ)(掲載日:2017年11月20日)